受講対象グループは「利用者」や「マネージャ」と「問題集」「お知らせ」を紐付ける大切な機能です。
ミテシルの利用にあたり、まずはじめに、利用方法や運用形態を考え、受講対象グループ(大グループ)、小グループの両方について、設計、登録します。
受講対象グループ(大グループ):
小グループのラベルに相当します。
大グループ1件につき、小グループは1件からいくつでも登録できます。
小グループ:
「利用者」「マネージャ」「問題集」「お知らせ」を実際に紐付けるグループになります。
主に、どの利用者(受講者)がどの問題集(動画等のコンテンツ)を受講するかの単位となります。
シンプルな例としては、特定の講習会やセミナーでの利用時に、問題集の種類も少なく、全ての利用者が同じ問題集を受講するケースが挙げられます。
その際は、受講対象グループ(大グループ)と小グループを1対登録し、それぞれに「講義」といった同一の名称を設定します。
問題集の種類や実施時期、組織などによって受講対象が異なる場合は、それに応じた単位で受講対象グループを設定します。
ただし、組織など、変更対応が必要となることが想定される単位では、たびたび管理者による設定変更が発生し手間が掛かるため、できるだけシンプルな設計が望ましいと考えられます。
次の図は、企業の組織単位で利用する場合の例となります。
図では「部署」という大グループ、「営業部」「開発部」「総務部」という小グループを使用しています。
受講対象グループは複数定義でき、マネージャ、利用者、問題集、お知らせのいずれも複数の小グループに紐付けることができます。
例えば、「部署」とは別に、「雇用形態」という大グループおよび「正社員」「派遣」「アルバイト」という小グループを用意した場合、同一の大グループ内の複数小グループ(例:営業部と開発部)でも、別の大グループ内の小グループ(例:営業部と正社員)でも、自由に紐付けることが可能です。
グループの例:
※一行目が受講対象グループ(大グループ)、二行目以降が実際に紐付ける小グループです。
・部署 ┣営業部 ┣開発部 ┗総務部 |
・雇用形態 ┣正社員 ┣派遣 ┗アルバイト |
・支店 ┣東京支店 ┣大阪支店 ┗福岡支店 |