受講対象グループは、ミテシルで「利用者」(受講者)や「マネージャ」と「問題集」「お知らせ」を紐付ける大切な機能です。
受講対象グループ(大グループ)と、「利用者」「マネージャ」「問題集」「お知らせ」を実際に紐付ける小グループの両方を登録する必要はありますが、管理者の運用方針により自由に構成することが可能です。
受講対象グループを複数登録しグループ分けして紐付けることにより、特定のグループにのみ問題集やお知らせを配信することができます。
逆に、例えば、特定の数少ない講習を全ての利用者に受講させる場合などには、細かくグループ分けをする必要はありません。
1つの受講対象グループ(大グループ/小グループ)登録し、全てを紐付けるだけでも構いません。
以下のように例示します。
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受講対象グループ(大グループ)
┗ 受講対象グループ(小グループ)
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例1:
受講対象グループの大グループ、小グループともに同じ名称を設定し、全ての利用者や問題集を同じ受講対象グループに紐付けても構いません。
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○○講習会
┗ ○○講習会 ← 小グループに全ての利用者や問題集を紐付けます。
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例2:
管理者が問題集を区別しやすいよう、講習会毎に受講対象グループの大グループ、小グループを分け、全ての利用者や問題集をそれぞれの受講対象グループに紐付けても構いません。
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講習会1
┗ 講習会1 ← 小グループに全ての利用者や問題集を紐付けます。
講習会2
┗ 講習会2 ← 小グループに全ての利用者や問題集を紐付けます。
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例3:
管理者が受講者の地域を分けて管理したい場合には、小グループを地域毎に分類し、利用者は各地域の小グループに、問題集は全ての小グループに紐付ける形でも構いません。
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○○講習会
┗ 受講地域1 ← 小グループに地域1の利用者と全ての問題集を紐付けます。
┗ 受講地域2 ← 小グループに地域2の利用者と全ての問題集を紐付けます。
┗ 受講地域3 ← 小グループに地域3の利用者と全ての問題集を紐付けます。
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ただし、組織など、変更対応が必要となることが想定される単位では、たびたび管理者による設定変更が発生し手間が掛かるため、できるだけシンプルな設計が望ましいと考えられます。
以上の点も参考に、運用しやすい形で受講対象グループの構成を検討してください。
関連マニュアル:
[管理者] 【重要】受講対象グループの考え方、構造